服に愛着を持つこと。
これまで自分が購入した服は、購入した時点ではもちろん気に入っていると思いますが、
果たしてその中で、本当に愛着を持っているものは何点あるでしょうか。
洋服はあるのに『着る服がない』
クローゼットはパンパンなのに着られる服が何もない。
このような経験はないでしょうか?
「着る服がない症候群」の方は多いと思います。
本当の病気ではないですが、着ていく服が決まらないと仕事に行くのが億劫になったり、楽しいはずのデートも憂鬱な気分になったり、ネガティブなことばかり…。なんてことも。
「着る服がない症候群」の原因は?
ではこの着る服がない症候群の原因はどのようなものが考えられるでしょうか。
〇サイズや素材がしっくりこない
ベーシックデザインで着回しも簡単なはずなのに着ないままクローゼットに眠ってしまっている洋服はありませんか?その原因としてサイズが合っていなかったり、扱いにくい素材だったりすることがあります。その為なぜかしっくりこないで、結果的に出番の少ない服になってしまっていることがあります。
〇同じテイスト・同じ色の服ばかり
沢山洋服はあるのに着回しのバリエーションが少ない人は、いつも同じような服ばかり購入していませんか?クローゼットの中や自分の持っているアイテムを把握しないで、直感的に「かわいい!」と思って購入すると、似たデザインが何枚も並ぶことに。
〇流行りのアイテムばかり買っている
デザインが特徴的なトレンド服ばかり購入していると、次の年には着られなくなってしまい、着る服がないと悩む原因に。「流行っているから」という理由でアイテム単体で洋服を購入する人は要注意です。
〇服はあるけれど合わせる小物がない
実は意外に多いのが服に合わせる小物がない。という方です。キレイ目な靴しか持っていなくてカジュアルな服に合わせられない。小物の色が揃っていないのでバラバラに見えてしまう。など合わせ方に困ってしまいます。1年を通して使えるアイテムが少ないとシーズンごとに小物を揃えたり買い足したりとしないといけなくなってしまいます。
「着る服がない症候群」解決方法
原因が分かったところで解決方法を考えていきましょう
〇流行に影響されない「定番服」を揃える
流行りのデザインは1シーズンにつき2~3着までと決めておき、トレンド服の買い過ぎには気をつけましょう。左右されない定番服を揃えておくことが重要です。
どんな服にも合わせやすい無地の洋服を揃えていきましょう。
〇同系色ばかり購入してしまう人は「差し色」を意識して
クローゼットの中が同系色の服であふれている人は買い物の際に「差し色」を意識してみてください。お洒落なコーディネートに仕上げるには全身を3色までにまとめるのがポイントです。定番的な同系色に差し色が1色加わるだけで着こなしの幅が広がり、印象もぐっと変わります。
〇手持ちの服と小物を整理する
買い物途中で「かわいい!」と思ったら落ち着いて一旦ストップしてみましょう。1アイテムにつき2通りの着こなしが思いつかない服は購入を見送った方が無難です。そのままクローゼットに眠ることになります。また、靴・バッグ・アクセサリーはセットで考えてテイストを合わせて購入しましょう。カジュアルとキレイ目用で1セットずつ準備しておけば悩む心配もなくなります。
まとめ
洋服はあるのに「着る服がない症候群」
皆さんも経験したことはないでしょうか?
折角気に入って購入したはずなのにクローゼットの中で眠ってしまっている。
作り手側としてそんな悲しいことはありません。
一度クローゼットの中をじっくり見まわしてみて本当に自分が来たい服はこれだ!
と思えるようなコーディネートが増えるといいですね。